しきじ
静岡 しきじ
私は静岡が大好きである。都会過ぎず、田舎過ぎずなところがいい。
レジャーするにも、食べ物にしても良い。クセになる。
真剣に将来リタイヤしたら家建てたいと思ってます。
そして何より静岡にはサウナーの「聖地」がある。
聖地の名称は「しきじ」
全国のサウナランキングがあるとすれば、おそらく1番か2番目に名前が挙がってくる超有名サウナ。
雑誌やテレビなどでも特集が組まれるほど。
そんなハードルアゲアゲな本施設のウリは「水風呂」
ドラマ「サ道」でも原田泰造さんが水風呂に入って、「こんなに違うのか」というセリフがあったくらいだ。
正直言って、水風呂に違いなんてあるの?と思っているでしょう。
ですよね。
水風呂に入って違いがわかるとか意味不明ですよね。
因みに何故しきじが聖地と呼ばれているのかを簡単に解説をしておくと、富士山の天然の湧水を水風呂に使用しているからなのだそうです。
それだけでわざわざ「聖地」といって崇め奉るのは大げさすぎですよね・・・。
では何故、サウナーを魅了するのか。
それは、しきじに行ったものでないとわからないのだと私は思っています。
コロナの状況の中、このお盆にGOTOトラベルを利用してまでどうしても行きたかった聖地。
初日にわざわざ静岡駅周辺のホテルを予約するという万全の準備と体調でこの日を迎えたわけです。
更に聖地ということで、事前にホテルの大浴場で体を清めることも怠らずに向かったわけです。
時刻は18時半ごろだったかと記憶しています。
まず、最初に感じたのは相当の老舗感があったということをお伝えしておきたい。
サウナは2種類でフィンランドサウナと薬草サウナ。
どちらのサウナも山小屋に建つサウナといった印象。雰囲気は最高だ。
サウナ室の椅子というかベンチももう少しで壊れちゃいそうに、しなる。
むかーーーーしから地元民に愛されているサウナ。
薬草サウナとドライサウナは大きな窓を隔ててお互いが覗き込める不思議な構造。
薬草サウナからドライサウナのテレビが見れるようになっていて、面白いです。
ただ設備も古く、決してキレイとは言えない。何故ここがこんなに人気なのか・・・。
疑問しかない。
フィンランドサウナの温度は110℃。高温多湿で、めちゃめちゃ熱い。
そして、鬼のように混んでいる。
ととのい椅子も十分に用意されているのだが常に満席。
水風呂からハイエナのようにととのい椅子を狙う輩が多数。
特に背もたれのついたととのい椅子は奪い合いだ。
キャパオーバー感は否めない。
サウナから出て水風呂に入り、椅子で休憩する。
この流れが無事にできるのか?
不安になる。
そんなことを考えている間に超絶熱いフィンランドサウナから出て無心で水風呂へ・・・。
そして気づく。
今までの疑念を謝りたい。
そうだ。
この時気付かされてしまったんです。
ここが聖地であったことに。
え?
えっ?
ぇっ!?
何 この水
今までに感じたことのない水質。
ツンと言う感じがまるでない。
それでいてちゃんと水風呂。
こんなに違うの??
って思いました。
水質にはまろみがあり、冷たさを感じない。
この水風呂に溶けちゃいそうな感じ。
まさに冒頭で言ったことが繰り返されるデジャヴ。
確かにこの水風呂に入るためだけにここにくる価値は
ある。
水風呂の水も飲めるのもポイント。
だけど、その後ととのえたかと言うと、この日はめちゃくちゃ混んでて、仲間できている人が沢山いて、ととのえる環境では全く無かったです。
ただただ、しきじを堪能し続けるプロと、地元の人間の共存の空間でした。
薬草サウナはめちゃくちゃ熱い蒸気が数分に1度襲ってきて全員退散レベル笑
熱いサウナが深いととのいを実現させるのでしょう。
サウナでたら常にほっかほか。
そのあと水風呂で歓喜。
この繰り返し最高でしたね。
水風呂にたくさんの人が入るもんだから、溢れた水が浴場に行って、排水のキャパ超えて浴場の床が水風呂で浸水して冷たい状態になってました笑
やはり人気店。
今度は空いている時間帯に来よう。
地元のサウナーが多いのかな?と思って今したが、駐車場には他県ナンバーがズラリ。
みんな慣れてる感じだったので、意外でした。
さて、評価です
サウナ★★★☆☆
水風呂★★★★★★
ととのい★★★☆☆
人気★★★★★
他にも色々と書きたいことがたくさんあるし、書か無ければならないこともたくさんあるのですが、
もう一度行って、再レビューしたいと思います。
個人的には、ハンバーグレストランさわやか、マルシンスパと同じような感覚で、究極的に足し算のサウナ施設に感じました。
次来たらきっといい方に印象の変わるサウナだなと思いました。
なんて言ったって最強の水風呂があるのですから。